郡内小中学校の入学式がピークを迎えた10日、八重山特別支援学校を含む36校でそれぞれ式が行われ、在校生や保護者、地域住民らに祝福されながら1214人が新たな生活をスタートさせた。
このうち八島小学校(吉濱徳子校長、児童282人)では午前9時ごろから入学式を開き、新入生51人が緊張の面持ちで入場。担任から名前が呼ばれると、元気いっぱい返事をした。
吉濱校長は式辞で賢くなる赤い玉、あいさつ上手の青い玉、交通安全の黄色い玉に触れて「三つの玉をしっかり磨き、大きくピカピカと輝く玉になるように頑張ってほしい」と話した。
石垣美愛(みりあ)児童会長(6年)は「八島小は花や笑顔がいっぱいで明るく楽しい学校。分からないことがあったら何でも聞いてほしい。友達をたくさんつくってみんなで楽しく素晴らしい学校にしよう」と呼び掛けた。
保護者を代表して下瀬環さんが「しっかり勉強して給食を食べて運動し、みんなと友達になることが大事。これから6年間、たくさんの友達と一緒に楽しい学校生活を送ってほしい」と述べた。石垣安志教育長(與世山淳市教委学校教育課長代読)、前元宏貴PTA会長が祝辞を述べた。
2年生は「会いたかった」に合わせて元気いっぱいダンスを披露して歓迎。新入生は「ドキドキドン!1年生」を踊り、期待に胸を膨らませた。