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小学校の卒業式ピーク 八重山

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新川小学校の卒業式で、佐事安弘校長から卒業証書を受け取る卒業生(左)=22日午前、同校体育館

 小学校の卒業式シーズンがピークを迎えた22日、郡内の21校で卒業式が行われ、たくましく成長した卒業生472人が、保護者や教師らに6年間の感謝を伝え、祝福を受けながら学び舎(や)を巣立った。このうち新川小学校(佐事安弘校長、417人)は午前9時から体育館で卒業式を行い、男子25人、女子35人計60人の卒業生と体験入学児童1人が、佐事校長から卒業証書を受けた。

 佐事校長は式辞で「努力に勝る天才なし。自分なりの努力のやり方を見つけてほしい。友に優しく自分に厳しく、そのときできる事に全力で取り組んでほしい」と述べ、高村光太郎の詩「道程」を朗読した。

 卒業生は、全員で作詞した「夢、一直線」を朗読し「希望を捨てず、努力を続け、くじけてもまた立ち上がる。必ずかなえる。夢はつかむものだから」と力強く声を合わせた。

 4、5年生らは「小学校の思い出を大切に、素晴らしい中学生となって羽ばたいてください」とエール、歌を送った。

 卒業生保護者代表の鬚川貴明さんは壇上、涙で声を詰まらせながらレミオロメンの「3月9日」を熱唱、会場が温かい笑いに包まれる一幕もあった。

 石垣市教育委員会の石垣安志教育長(新田健夫職務代理者代読)、同校PTAの久場良也会長が祝辞を述べた。

 式後、晴れやかな顔、感極まって涙を流す者。さまざまな表情の卒業生が青空の下、5年生による鼓笛隊の演奏に送られながら母校を後にした。

 卒業記念に、卒業生らは母校にテント一張を寄贈した。


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