石垣市民会館は老朽化した放送設備(PA)を取り換えるため、8月の1カ月間を休館する。
同館を担当する市観光文化課の高坂正則課長によると、2014年度で放送設備の取り換えと空調改修の設計を委託。15年度で照明や空調、スピーカーなどの音響設備の改修を予定している。高坂課長は「本年度は暗幕の取り換えなどを行った。PAも古いため、ノイズが混じったりしている状況」と現状を話した。
新年度の改修工事は一括交付金を活用し、約2400万円の事業費を見込んでいる。
当初は7月23日から9月10日までの約50日間休館し、照明機器や空調、音響など大規模な改修を一度に行う予定だったが、予算配分の都合で新年度改修規模を縮小した。当初、休館が予定されていた7月後半と9月上旬の使用申し込みについては、新年度に抽選を行うことにしている。