【南風原】第35回沖縄花のカーニバル2018第26回「花メッセージコンテスト」の表彰式が3日、南風原町のイオン南風原店であり、スクールコンテストの部で新川小学校が4年連続の県知事賞に輝いたほか、石垣小学校は4年ぶりの入賞となる琉球新報社賞を受賞した。
花メッセージスクールコンテストは、県内の全学校を対象に校門やその周辺の花壇、造園の美しさを競うもので今回は25校が応募した。
新川小は「新川小学校に吹く海風を受け、黒潮を切って進むサバニと波。笑顔と夢を乗せ、いざ出港」をテーマに鉢やプランターに数十種類の花や観葉植物を植え校門を飾り、鮮やかな色使いと全体のバランスが評価された。
石垣小は「色鮮やかな花シーサーに見守られ一日中笑顔いっぱいの石小っ子。子どもの夢や優しさが広がるフラワーロード」をテーマに校門から校舎までの通路を美しい花で彩った。
受賞者を代表してあいさつした新川小栽培委員会副委員長の安冨琉奈さん(6年)は「きれいな花を咲かせ続けるには苦労もいっぱいあったけど、地域の人や観光客が写真を撮り『きれいだね』と言ってくれるのがうれしい。花は私たちの心を広げてくれた」と受賞を喜んだ。
石垣小栽培委員会委員長を務める前竹奏さん(同)は「台風のときは鉢やプランターを校舎に入れるなど大変な作業もあったけど、受賞できてうれしい」と振り返った。