崎枝小中学校(今伊敏郎校長)の児童9人と海星小学校(﨑山麻希校長)の児童2人が協力し、夏休みに作成した自然観察路マップがこのほど、「第34回わたしの自然観察路コンクール」(日本自然保護協会主催)の団体の部で、最高賞の環境大臣賞に輝いた。
同コンクールは、児童生徒が自然観察路を作り、絵地図と文章で表現し発信するもの。児童らは「石垣島崎枝 ここは私たちのネイチャーミュージアム」と題して、崎枝の自然を観察し、見つけた生き物や動物と車の交通事故などについてまとめた。
メンバーは、崎枝小学校の野村琉衣さん(6年)、富川翔三郎君(同)、石垣秋果さん(5年)、仲松和夢君(同)、立津晴歌さん(4年)、新垣双埜君(同)、立津桃瑚さん(3年)、國仲さやかさん(同)、仲松大樹君(同)、海星小学校の内原菜乃さん(3年)、内原凜君(1年)。
受賞に冨川君は「皆で作った作品で最高の賞をもらうことができてうれしい。観察したり、地図に色を塗ったりするのが楽しかった。動物を似せて描くことが難しかった」と感想。
児童らは1日午後、石垣市教育委員会事務局を訪れ、石垣安志教育長に受賞を報告。石垣教育長は「崎枝の豊かな自然環境を活用し、不思議だと感じた点を観察しまとめた素晴らしい作品。今後もしっかり活動を続けてほしい」と激励した。