▽…「生まれてきてくれて、ありがとう」「誰よりも愛してくれて、ありがとう」。成人までの道のりが半分となる10歳を迎えた平真小の児童が、2分の1成人式で保護者らに10年間分の感謝を伝えた。子どもたちは事前学習で助産師から生命の大切さを学び、手作りの招待状や司会進行、創作ダンスでおもてなし。少し照れくさそうにしながらも互いの愛情を伝える親子の姿に、こちらもウルッと。
▽…交通栄誉章「緑十字銀章」を受章した新垣能一さん。多年にわたり、交通安全のために献身的に尽力し、交通事故防止と交通秩序の確立に向けた功績がたたえられた。表彰状の入った額を持つ新垣さん、写真撮影で笑顔を要求すると「額が重くて笑うのも大変」と冗談交じりに答える。周りにいた人から「それだけ重く名誉のある受章ですね」と声を掛けられていた。
▽…八重山商工の生徒たちが台湾東部地震義援金を石垣市に託した。17、18の2日間、市中央運動公園野球場と、さんばしマーケットの会場で募った計47万円余り。花蓮の姉妹校にお世話になっているとして「自分たちにも何かできないか」と思い立っての自主的・主体的な活動。そんな思いが伝わったのだろう、募金箱はずっしりと重い。温かい気持ちは花蓮にも届くはず。