旧正月の16日、石垣市主催の生年祝賀会が市民会館大ホールで開かれ、108歳の茶寿を迎えた慶田城ヒテさん=宮良=をはじめ、97歳のカジマヤー、85歳の生年者が出席、中山義隆市長から頌状と記念品を受けた。
市内で生年祝いを迎えたのは108歳1人、97歳67人、85歳282人の計350人。午前中には、中山市長と漢那政弘副市長が式典に参加できない16人のお年寄り宅や施設を訪ねた。
祝賀会では、幕が上がると、97歳以上の生年者が舞台に勢ぞろい。大きな拍手で長寿を祝福した。中山市長が一人一人に頌状を手渡し、108歳の慶田城ヒテさん、97歳の﨑山寛宗さん=大川=が中山市長にあやかりの杯を授けた。
﨑山さんは「皆さんのおかげでカジマヤーを迎えることができた。これからも石垣市のさらなる発展を心から願う」と話した。
この後、中山市長は85歳の生年者にも一人ずつ頌状を手渡し、家族らが写真に収めていた。
中山市長は「皆さんは戦前、戦後の厳しい時代を生き抜き、家族のため、地域のために尽くしてこられた。おかげで、石垣市は目覚ましい発展を遂げることができた」と感謝した。