【西表】第25回竹富町やまねこマラソン大会(町体育協会主催)が10日午後、上原小学校を発着点に23㌔、10㌔、3㌔の3部門で行われ、男子23㌔は小林洋(39)=小浜=が4連覇を達成。女子23㌔は平安名由莉(23)が2度目の頂点に立った。10㌔男子は地元上原の川満晃弘(36)、同女子は仲村愛里(伊江村)が優勝した。中学生80人が出場した3㌔の部は、男子が砂川大河、女子は石垣妃菜がそれぞれ制した。大会には3部門合わせて1347人がエントリー。完走者は1122人で、完走率は97・7%だった。
午後0時40分に23㌔スタートの号砲で、10分間隔で10㌔、3㌔と次々にランナーたちが走り出し、大自然が広がる西表のコースに飛び出していった。
ランナーたちは海と山に囲まれた風光明媚(めいび)なコースを堪能。足を止めて、大自然をバックに写真撮影をする姿も見られた。沿道には住民らが出て、「頑張れー」「もう少し」と声援を送り、ランナーを後押しした。
心配された天気は朝から晴天で、正午時点の気温は23・3度、湿度79%、北の風1・8㍍。ほとんどのランナーが半そでで島を駆け巡った。