サッカーパークあかんま近くにある底原ダムの通路沿いに、廃タイヤが大量に投棄されていることが7日までに分かった。100本以上はあるとみられ、何回かに分けて捨てられた可能性が高い。石垣市、県八重山保健所、八重山署の3者が「悪質な投棄」として、現場の状況を確認するなど投棄者の特定に向けた情報収集を行っている。
市環境課によると、昨年12月上旬、市民から連絡を受け、保健所や署に通報するとともに現地を確認した。
投棄されている場所は、県道87号線富野大川線からダム通路に入って数十㍍先の右側斜面。斜面下の川にもタイヤが落ちているのが確認できる。エアコンに使うホースやフィルターなども投棄されている。
廃棄物処理法によると、投棄者には5年以下の懲役か1000万円以下の罰金が科せられる。
3者は「不法投棄は悪質な犯罪。私たちは不法投棄を許しません」として、不法投棄が行われているところを見かけた場合は八重山署(82−0110)、不法投棄されたものを発見した場合は保健所(82−3240)か市環境課(82−1285)まで通報するよう協力を求めている。