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防犯カメラ市内に30台

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防犯カメラの取り付け作業を行う作業員=2日午後、石垣第二中学校付近

 犯罪抑止に向け先月24日から石垣市内で防犯カメラの設置工事が始まっている。市は国の沖縄振興予算5900万円をうけ、2017年度中に防犯カメラ30台と防犯灯300基を整備する。防犯カメラは、主に取り付け希望のあった市内19の小中高校や公園などに設置され、2月末までに設置を終え、3月中の運用開始を予定している。

 道路や歩道上の電柱に夜間でも撮影可能なカメラ本体と、映像を記録するハードディスク搭載型のボックスを併設する。

 市は、防犯上の観点から八重山署と協議し、各自治体や学校の要望も取り入れ設置場所を選定。市街地のほか、川平や平久保などの学校、市総合体育館、新栄公園、新川公園、サンエー前、運動公園北交差点、真栄里公園、長間橋、NTT前、みね屋工房前、市立図書館にも取り付けられる。

 防災危機管理室によると、防犯カメラの事業費は2400万円。当初は40台の導入を計画していたが、予算の都合で30台となった。

 同管理室の担当者は「カメラは監視のためではなく、防犯対策を目的としている」と市民に理解を求めている。

 防犯灯は工事費の高騰で、計画していた350基から300基に減らし、今後、島内全域で既存の電柱に取り付けられる。

 今回の設置は、2016年4月に沖縄本島うるま市で起きた元米軍属の男による女性暴行殺人事件を受け、国が補助金を投じて県内各市町村に防犯灯・防犯カメラを整備する事業の一環。


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