▽…第7回園芸拠点産地優良農家に、オクラ生産農家の東政廣さんが八重山から初めて選ばれた。7年前にオクラ栽培を始め、5年前に規模を拡大した。現在は200㌃で栽培し、年間生産量は40㌧を超える。繁忙期には最大20人の雇用も創出。収穫は無理でも袋詰めならと地域の年配者も働いているという。農業を通して地域活性化にも貢献中だ。
▽…26日の「文化財防火デー」にちなんだ消防訓練が30日午後、国指定重要文化財の権現堂で行われた、通報を受けた市消防本部がすぐさま出動、ポンプ車で消火活動にあたった。訓練で準備していたこともあり、出動にかかった時間は2~3分程度だったが、同本部隊員によると「これよりもさらに2~3分はかかる」という。改めて初期消火の重要性を感じさせられた。いつ火災が起きても対応できるように常日頃の意識づけが大切だ。
▽…伊原間中学校のスクールバス2台が更新され、真新しいバスがお披露目された。経年劣化が著しかった旧車両は16年にわたり生徒や幼稚園、小学校への登下校を支えた。同校のスクールバスは生徒数418人の1963年から運行を開始。2001年には2台体制へ移行するなど55年の歴史がある。地域の先輩たちも愛用したバス、この日から新たな思い出を乗せて走りだした。