第16回石垣島マラソン(石垣市など主催)が28日、石垣市中央運動公園を発着点にフルマラソン、24㌔、10㌔の各コースで行われ、1545人が出場したフル男子は川内鴻輝(25)=埼玉県=、同女子は畠山望美(44)=岩手県=がそれぞれ初優勝した。大会には3部門合計で4395人が出場、4195人が完走した・完走率は95%だった。石垣島気象台によると、午前9時のスタート時の気温は21・6度、湿度76%、南東の風6・8㍍だった。
フル男子は、優勝した川内が序盤から抜け出し、独走のレースを展開。中間地点で2位に3分以上の差をつけ最後まで自分の走りを守りながらゴールした。
フル女子は、畠山が一人旅のレースを展開。2位に10分21秒の大差をつけて初優勝を飾った。
1101人が出場した24㌔は、男子が谷星輝(23)=東京都=、女子は谷真美(55)=同=親子が優勝。星輝は大会新を記録した。1749人が走った10㌔は、男子が川満晃弘(36)=竹富町=、女子は宮こずえ(46)=愛知県=が制した。
沿道では大勢の市民らが懸命に走るランナーに声援を送り、エイドステーションではボランティアが給水などに走り回った。
大会のスターターはローカルヒーローの「琉神マブヤー」が務めた。