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第16回石垣島マラソン大会 フル男女優勝

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フル男子優勝の川内鴻輝さん(右)と同女子優勝の畠山望美さん

■フル優勝(男子) 川内鴻輝〜笑顔でゴール

 「なんとしても石垣島で1位になりたかったので、タイムより勝つことにこだわった」と、笑顔でゴールした川内。初出場した昨年は2位に終わり、出場2回目で念願の優勝を果たした。

 優勝を狙い臨んだ今回は、序盤から1人で飛び出し、11㌔で2位に2分差をつけた。

 5㌔あたりまで、24㌔コースのランナーについていったが、1㌔3分20秒とさすがに速かったため、中盤以降の向かい風やアップダウンに備え、走りを切り替えた。後半タイムが落ちたがあせらず、「自分のペースで淡々と走ることを心掛けた」と振り返る。

 景色が好きな名蔵大橋に差し掛かったところで『1位、頑張って』と応援され、「帰ってきた気持ちになった」と笑顔。この後は2月の北九州マラソンで、「公務員ランナー」の兄・川内優輝さんら3人兄弟で走る。

 

■フル優勝(女子)畠山望美〜本当にうれしい

 「いつか行きたいと思っていた石垣島に来られて、優勝できて本当にうれしい」と感慨ひとしお。

 石垣市と友好都市を結ぶ岩手県北上市の代表として初出場。昨年10月の第16回いわて北上マラソンで2位、県内の出場者中1位で、派遣ランナーに選ばれ初来島。通算16回目のマラソンで初優勝を果たした。

 「決して速くはない」という畠山。勝因は「マイペース」。序盤から上位争いの中にいたが、「飛び出さず、速い人にもついていかずに自分のタイムラップを刻むこと」に徹した。

 15㌔付近で順位を教えられ、最後には2位に10分以上の差をつけたが、「25㌔過ぎからアップダウンと向かい風に苦しめられ、終始きつかった」と、決して楽ではなかった。

 「岩手からと知っていたのか、名前を呼ばれて温かい声援をもらった。また来たい」と笑顔を見せた。


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