▽…新たに3施設と津波一時避難ビルの協定を結んだ石垣市。市内の津波避難ビルは26施設、総収容人数は1万6252人。昨年は約135万人の観光客が訪れたことが確実視。単純計算で月平均11万2500人の来島。これに地元市民を加えるとまだまだ避難ビルは足りない。外国人観光客への周知など、多言語対応もある。観光地としての観光危機管理は必要だろう。
▽…NPO法人Love Peer Priceやいまが沖縄県母子保健大会長表彰を受けた。結成11年目の同団体。ピアサポーター養成講座、禁煙学会での発表、教育関係者やPTAへの研修などの普及・啓発活動を通し八重山地域の思春期保健に貢献してきた。地道な活動が親と子・明るい家庭・健全な地域社会を実現させる。地域の理解や支援で活動を応援したいものだ。
▽…県の国際交流員が石垣市内の学校を訪れ、児童生徒たちと交流した。地方自治体の国際化を図る国の外国青年招致事業(JETプログラム)で来県した若者たちで、近年まで市でも採用していた。「沖縄からは、福岡よりも福建省の方が近い」など、子どもたちは隣国との違いや意外な共通点に触れて驚いた様子。「これからも異文化理解を積極的に深めていきたい」と目を輝かせていた。