Quantcast
Channel: 八重山毎日新聞社
Viewing all articles
Browse latest Browse all 17110

逆襲はこの地から 横浜F・マリノス

$
0
0

春季キャンプで石垣入りする横浜F・マリノスMFの山田康太(手前)とイッペイ・シノヅカ(手前から2人目)ら=20日午後、南ぬ島石垣空港

 サッカーJ1の横浜F・マリノスが20日、石垣市サッカーパークあかんまで行われる春季1次キャンプのため石垣入りした。プロサッカーチームが石垣島でキャンプを行うのは、2013年までのジェフユナイテッド市原・千葉以来、5年ぶり。同日午後2時半過ぎ、参加メンバーが南ぬ島石垣空港に到着。キャンプインを歓迎しようとサッカーファンの市民や子どもたちが歓迎の横断幕やチームのエンブレムが印刷された小旗を持って出迎えた。

 石垣入りしたのは、チームメンバー30人のほか、スタッフ20人を含めた計50人。到着ロビーには元日本代表でDF中澤佑二や司令塔のMF天野純ら名選手も続々と姿を現し、出迎えの歓迎に応えながら宿泊先へ移動するバスへ乗り込んだ。初日のこの日は移動日で、21日から28日まで、練習試合2試合を含む日程で練習を行う。

 横浜F・マリノスは、横浜市をホームタウンに持ち、Jリーグ創設以降、J1から一度も降格していない国内トップクラスの有名クラブチームとして輝かしい成績を持ち、昨シーズンはリーグ5位。ことし元日に行われた第97回天皇杯では準優勝を果たした。

 キャンプ期間中は、連日午前10時からピッチに入り、24日にJ2のFC琉球、27日に社会人クラブの海邦銀行との練習試合が予定されている。試合は両日とも午後1時から。21日の初練習の前にはセレモニーが行われる。

 練習見学は自由。ただし、あかんま正門は関係者専用のため一般見学者の駐車場は施設南側のみとなる。

  ■受け入れ態勢万全 子どもたちら100人出迎え

 空港到着ロビーには、八重山サッカー協会、市職員、真喜良サンウェーブの子どもたちら約100人がマリノス選手団を出迎え。

 ハイタッチで選手を出迎えた真喜良サンウェーブの屋嘉部愛葵主将(あいき・真喜良小6年)は「背が高く、強そうな選手がたくさんいた。僕はゴールキーパーなので、キーパーがキャンプでどんな練習をしているか見てみたい」と話した。

 八重山サッカー協会の比嘉信裕会長は「待望のJキャンプ。きょうは天気も味方してくれた。受け入れ態勢を万全にして継続できるようにしたい」と述べ、マリノス関係者から陸上競技場への芝の張替えの要望を受けたと明かし、「サッカー場が2カ所あれば、同時にもう1チーム誘致できる。試合も組むことができ、キャンプの定着につながる」と語った。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 17110

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>