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砂川氏、出馬意向で三つどもえの公算大 石垣市長選

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右から宮良操氏(61)、中山義隆氏(50)、砂川利勝氏(54)

 【那覇】石垣市長選(3月4日告示、同11日投開票)で擁立の動きが具体化している自民党県議の砂川利勝氏(54)は10日、「今月中には、お騒がせしたことを含めて表明したい」と述べ、出馬の意向を初めて明らかにした。那覇市内のホテルで開かれた自民党県連(照屋守之会長)の新春の集いに出席した際、取材に答えた。これにより3期目を目指す保守系現職の中山義隆氏(50)との保守分裂が確定的となり、革新系市議の宮良操氏(61)を加えた三つどもえの公算が大きくなった。

 集いには中山氏も出席、取材に対し「各業界や組織から支持をすでにいただいているので大きな問題にはならない。県連からの推薦も近いうちに出るだろう」と強気の姿勢を強調した。

 県連幹部の一人は、砂川氏擁立の動きに対し「現職への不信が根底にあるんだろう」とした上で「組織としては、現職を中心に進めていかなければならない。月内の早い時期に一本化しないといけない」と述べ、調整に乗り出す考えを示した。ただ、両氏とも互いに譲る考えはなく、折り合いがつく可能性は極めて低いとみられる。

 照屋会長はあいさつで1月の南城市と八重瀬町、2月の名護市の首長選挙に言及した上で予定候補者を紹介したが、石垣市長選には触れなかった。推薦を決定していないためだとみられる。自民党石垣市支部(石垣亨支部長)が提出している推薦の申請書は現在、県連第4選挙区支部(西銘恒三郎支部長)で協議されている。

 県首長選では現職が優先されるのが通例だが、砂川氏は県議選で自民公認で当選し、幹事長代理を務めており、県連は対応に苦慮しそうだ。


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