【宜野湾】1957年に創業し昨年60周年を迎えたオリオンビール㈱の記念CMソング「ソウセイ」が沖縄限定シングルとしてリリースされる。同曲は、石垣島出身のBEGINが手掛け、キャッチーなメロディーに同社の60年の歴史と、これからの未来への発展を願った歌詞が重ねられる。
また、石垣島出身のラッパーRITTOと沖縄芝居・琉球古典の髙宮城実人を迎え、ラップと口説も織り交ぜる。
曲名「ソウセイ」は、オリオンビール創業者の故・具志堅宗精から名付けられ、創世、創成のほか「そうせい!!(そうしよう)」と意味も込められる。
昨年12月31日に開かれた記者会見でBEGINの比嘉栄昇は「60年前、オリオンビールができた当時は、企業を応援するというよりも高校野球の沖縄のチームを応援するような思いが県民の中にあったような気がする」と話し、曲作りに対しては「宗精さんや当時の社員方々が喜んでもらえるような歌を作ろうと考えた」と振り返った。
シングルCDは8曲収録。発売は13日で県内限定。特別仕様の箱入りパッケージの初回限定盤は1389円(税別)、通常版は1111円(同)で、ともに楽譜と工工四付き。音楽配信サイトでは、1日から先行配信されている。