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新成人の門出祝う 石垣市式典

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式典に参加し、希望に胸を膨らます新成人ら=4日午後、市民会館大ホール

 新たに成人の門出を迎えた若者を祝福しようと2018年石垣市成人式(市主催)が4日午後、市民会館大ホールで開かれ、505人(男250人、女255人)の新成人者が参加した。色鮮やかな振り袖やはかま、琉装などに身を包んだ新成人らは、友人との再会を喜び合い希望に胸を膨らませた。会場では、父母や恩師らが成人者へ「立派になったね」「おめでとう」とお祝いの言葉をかけ、激励する姿もあった。ことし、八重山郡内の成人者は約550人となっている。

 代表あいさつで沖縄国際大学に通い、将来高校教諭を目指す平良衣知呂(いちり)さん(20)=新川出身=は「希望を持ち日々成長することを信じて、私たちは一つ大人になるために歩き出す。両親や家族、先生や地域の皆さまの支えがあり今日を迎えることができた事に感謝し、一人一人が近い将来この島に恩返しすることを誓いたい」と決意。

 沖縄県立農業大学で畜産の勉強をする松川優梨亜さん(20)=登野城出身=は「成人を迎えて自覚を新たに向上心を持ちまい進していく。農業を通して、地元沖縄の素晴らしさを多くの人に伝え、人を思いやる心を持ちたくましく生きていきたい」と力強く話した。

 中山義隆市長は「節目を迎えた皆さまにお祝いを申し上げる。どこにいても島を忘れることなく若い力を発揮して、自信と希望と勇気を持ち自分自身の道を進んでほしい」と激励したほか、市議会の知念辰憲議長が祝辞を述べた。

 新成人者で組織する成人式実行委員会が主催した2部のアトラクションでは、三高校郷土芸能部OBによる鷲ぬ鳥節や、市制施行70周年記念「NHKのど自慢」でチャンピオンに輝いた田福真美さんのミニライブも行われた。初の試みとして同実行委員会による「大抽選会」も行われ、会場を盛り上げた。

 岡山県内の大学に通う池田関維さん(20)=平得出身=は「将来は、警察官や消防士が夢。現在も体力があり元気でかっこいい祖父のような大人になりたい」と抱負を語った。

 竹富町は2日・3日、与那国町では4日にそれぞれ成人式が行われた。

 両町の成人者は、竹富町29人(男性14人、女性15人)、与那国町18人(同13人、同5人)。


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