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市長選、第三極の動きも

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 石垣市長選(来年3月4日告示、同11日投開票)は、新人で革新系市議の宮良操氏(61)、3期目を目指す保守系現職の中山義隆氏(50)が相次いで出馬を表明し、両氏の一騎打ちの様相を呈しているが、自民党石垣市支部内の不協和音を反映して保守支持層から「どちらの予定候補者も受け皿にならない」として第三の候補者を求める声が出始めている。関係者は「年明けに一波乱起きるだろう」と示唆しており、第三極の動きが具体化する可能性が出ている。

 支部内では、県議と市議で構成する常任総務会が現職を予定候補者として決定したことに、箕底用一氏が2期目の市政運営に対して支持者間に反発があるとして「総括もしていない」などと異論を唱えたほか、ツイッターでも現職支持グループを「仲良し組は末期症状だ」と批判するなど波紋を広げた。

 これをめぐっては、選挙運動の要となるはずの県議の砂川利勝氏が市長選に関して市議団に一任するなど距離を置いていることから、現職支持の市議から「箕底氏の発言やツイッターは砂川県議の声の代弁ではないか」との見方も出ている。

 また、保守系市議2人が逮捕、起訴された市長への職務強要事件をめぐり、市議2人の支持者らに現職に対する不満、反発があるほか、現職が自衛隊配備計画に対する最終判断を保留していることにも保守支持層に疑問の声があるため、関係者は「革新も、宮良氏への反発から一枚岩にならないだろう。第三極は勢力になる」と予想する。

 50代の保守支持者は「市長が自衛隊配備計画問題ではっきりしないのは、反対している市民が多いと思っているからではないか。僕のような保守は、どちらに転ぶか分からない人に票は入れられない」、別の支持者も「保守市政を守りたいが、どちらにも入れたくない。今のままでは投票に行かないだろう」と話した。 石垣市長選(来年3月4日告示、同11日投開票)は、新人で革新系市議の宮良操氏(61)、3期目を目指す保守系現職の中山義隆氏(50)が相次いで出馬を表明し、両氏の一騎打ちの様相を呈しているが、自民党石垣市支部内の不協和音を反映して保守支持層から「どちらの予定候補者も受け皿にならない」として第三の候補者を求める声が出始めている。関係者は「年明けに一波乱起きるだろう」と示唆しており、第三極の動きが具体化する可能性が出ている。

 支部内では、県議と市議で構成する常任総務会が現職を予定候補者として決定したことに、箕底用一氏が2期目の市政運営に対して支持者間に反発があるとして「総括もしていない」などと異論を唱えたほか、ツイッターでも現職支持グループを「仲良し組は末期症状だ」と批判するなど波紋を広げた。

 これをめぐっては、選挙運動の要となるはずの県議の砂川利勝氏が市長選に関して市議団に一任するなど距離を置いていることから、現職支持の市議から「箕底氏の発言やツイッターは砂川県議の声の代弁ではないか」との見方も出ている。

 また、保守系市議2人が逮捕、起訴された市長への職務強要事件をめぐり、市議2人の支持者らに現職に対する不満、反発があるほか、現職が自衛隊配備計画に対する最終判断を保留していることにも保守支持層に疑問の声があるため、関係者は「革新も、宮良氏への反発から一枚岩にならないだろう。第三極は勢力になる」と予想する。

 50代の保守支持者は「市長が自衛隊配備計画問題ではっきりしないのは、反対している市民が多いと思っているからではないか。僕のような保守は、どちらに転ぶか分からない人に票は入れられない」、別の支持者も「保守市政を守りたいが、どちらにも入れたくない。今のままでは投票に行かないだろう」と話した。


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