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「経験を生かせるかは自分次第」 中高生に海外体験紹介

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「未来は過去の行動が点と点とつながること」と行動力の大切さを訴える阿利斎生さん=29日午後、八重山教育事務所研修室

 石垣島出身で、国内外で活動する大学生と郡内中高生の交流イベント「Provisions Chanpuruu 人生の糧のちゃんぷる~!」(同実行委員会主催)が29日午後、八重山教育事務所研修室で初めて開かれた。大学生6人が「海外」をキーワードに掲げ、参加した50人余りの中高生らに自身の学生生活や留学経験などを紹介。「その経験をただの思い出にするか、何かのきっかけにするかは自分次第」と自ら一歩踏み出す大切さを訴えた。

 イベントは、同実行委代表で、沖縄キリスト教短期大学2年の阿利斎生(いつき)さん(20)が発案。現役大学生の声を共有することで、進路選択に悩む中高生らの背中を後押ししようと企画された。

 21カ国巡り世界一周をした沖縄国際大学3年の新嵩用兵衛さん、国立台北教育大学1年の木内美帆さん、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」に参加した琉球大学2年の本底曜さん、マーチング世界大会に出場した早稲田大学2年の石垣莉子さんら6人が登壇。

 阿利さんはシンガポールでの10日間の海外短期インターンシップや台湾一人旅経験に触れ、「過去に皆さんがやったことの点と点がつながり、未来はできる。自分の感覚を大事に行動すれば、思い描いた未来がゆかめるはず」と呼び掛けた。

 八重高在学時にアメリカ留学、4月から進学で渡米する久松南さんは「(留学など)行動することで価値観を広げることができた」と振り返った。

 阿利さんの妹で、嘉数中学3年の栞さん(14)は「受験勉強をする中で視野が少しずつ狭くなりがちだったので、海外留学の体験談などは新鮮だった。姉の姿は格好良くて、私もこれからいろんな経験を積んでいきたい」と話した。


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