八重山菊同好会(野原裕佳会長)の第50回展示会が28日、大川公民館で始まった。入賞作品10点を含め、会員が丹精込めて育てた力作395点が並んだ。29日午後3時まで。
同展示会は正月用花の菊栽培を通した同技術の改善、品質向上を目的に開催。大菊盆養33、だるまづくり42、大菊数本仕立て7、小菊盆栽29、ローソクづくり20、玉づくり4、懸崖10、ポットマム250点が出品された。
同会創立から半世紀の節目を迎え、野原会長(72)は「地域に定着する展示会に成長し、今回50回を開催できることに感謝したい。50周年を機に、気持ちを新たに良い菊づくりと安価供給に向けて頑張っていきたい」と話した。
石垣市長賞を受賞した小浜猛さん(84)は「これまで50年間、小菊、大菊といろんな菊栽培をしてきた。その全てをつぎ込んだ花壇づくりができた」と作品への思いを語った。
表彰式は29日午前10時から、同公民館で行う。
入賞者は次の皆さん。
▽石垣市長賞=小浜猛▽八重山市町議会議長会長賞=慶田盛吉弘▽市商工会長賞=野原裕佳▽市観光交流協会長賞=慶田盛吉弘▽八重山毎日新聞賞=野原裕佳▽平田観光株式会社賞=大底安宏▽宮平観光株式会社賞=野原裕佳▽沖菊連会長賞=星秀夫▽沖縄タイムス社賞=慶田盛吉弘▽八重山菊同好会長賞=上里直浩