▽…東嵩西のり子さんによる「八重山の(やいまぬ)わらべうたであそぼう!」が発刊された。子どもたちが自然にわらべうたを口ずさむことができるよう願い、保育園で教えてきた。疑問視する意見もあったが、わらべうたを歌う子どもたちの笑顔に救われたという。これからも「ぬくもりとかたりかけ」を大切に歌い継いでいく。
▽…八重農グリーンライフ科バイオコースの生徒が菌床栽培で培地づくりから収穫までの一貫生産に成功。農業祭ではシイタケを販売し、その名をとどろかせた。一方、培地に使う材料のおが粉が手に入らないという課題が同コースの生徒を悩ませている。同校の登川智子教諭によると、郵送だと本島で手に入る価格の約4倍に。作るのにも時間がかかるおが粉。研究継続のためにも何とかならないものか。
▽…石垣市長選は、市議の宮良操氏、現職の中山義隆氏が出馬を表明した。現市政の行政運営について宮良氏が「住民自治は末期症状、崩壊寸前」と批判すると、中山氏は「市民の意見を聞き、すべて解決した」と反論し胸を張る。両者は市議会一般質問でも激しい応酬を繰り広げてきた。市長選を舞台に舌戦に熱が帯びそう。