八重山商工高校の生徒が中心となり開催予定の2018年度星まつり公開ウエディングに向けステラマリッジ(石垣市商工会星物語推進委員会)が5日午後、同校商業科観光コース2年生(18人)を対象に、ウエディングフラワーと会場施工に関する課外講座を同校で開いた。
市内で花屋を経営する一級フラワー技能装飾士の漢那憲哉さんが講師を務め、生徒らは、フラワーアレンジメントやウエディング会場の施工を通して、一生に一度の結婚式を彩る花を作るにあたり、責任感や島のウエディングの魅力に触れ、テーマに沿ってどのような花を提供するのか学んだ。
漢那さんは座学で「結婚式で、やりたい演出やお客さまの要望に『できない』とは言わず、どうすればできるのか自分たちで見つけてほしい」と臨機応変に対応する重要性を伝えた。
本番を想定したバージンロードの施工で生徒らは、時間制限が課せられ、重圧を感じながらサイドポールや照明をセッティングした。
漢那さんは「屋外の気象条件により予定プランの変更もありえる」とし、現場の状況に応じ、チームで相談して会場を仕上げていくことの必要性も説いた。
ブーケやブートニアの作製も行った。
今後は、市内ホテルのブライダルフェアで挿花や施工技術を学ぶ予定。
講座は、公開ウエディング成功を目標に、各事業者が専門別に講師を担当。本年度、6回開催される。