▽…中学生のころから憧れていたプロ野球選手の夢をかなえた平良海馬。昨年9月に「プロに行く」と決意。当時147㌔だった球速も、たゆまぬ努力でことし3月には152㌔に。一気にスカウトから注目を集めた。渡辺久信球団本部編成部長からも「伸びしろだらけ」と評価を受ける。プロのコーチから指導を受けると、一体どこまで伸びるのか。今後が楽しみ。
▽…東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が海星小学校で公演を行った。オペラやバレエの公演、テレビ出演など活動は多岐にわたる。公演後、同校の校歌を楽団がオーケストラ用にアレンジし、その音源をプレゼントすると、児童や教諭は大喜び。愛されてきた校歌に新たな風が吹き込まれ、学校の宝物として今後も歌い継がれていくことだろう。
▽…八重山古典民謡保存会のとぅばらーま教室が第270回の節目を迎えた。糸洌長章会長は「当初の目的を達成。開催を止めようとの声もある」と吐露。参加者減少、指導者の高齢化が背景にあるが、参加した中学生が「奥が深い」と目を輝かせる一幕も。唄者や流派によって響きが変わる叙情歌だけに糸洌会長からは「参加者同士で刺激し合ってほしい」と枠にとらわれない親しみ方を提案。