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田福、全日本空手初V 八重山初の快挙

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壮年男子無差別B(50代の部)でオープントーナメント全日本空手道選手権大会を制した田福雄市=5日、東京駒沢オリンピック公園体育館(極真空手石垣道場提供)

 東京都内で5日に開催された直接打撃制の第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会(主催・一般社団法人国際空手道連盟極真会館)で、沖縄県代表として壮年男子無差別B(50代の部)に出場した極真空手石垣道場責任者の田福雄市(51)が初優勝の快挙を成し遂げた。八重山初。

 持ち前のパワーとスタミナで初戦から決勝まですべての試合で本戦勝利。決勝では前々回王者を5ー0の判定で下した。同道場は全日本大会で多数の上位入賞者を輩出しているが、日本一は石垣道場発足23年目にして初めて。田福は、後進の指導の傍ら自らの鍛錬も怠らず悲願を達成した。

 田福は、4年前の現役復帰以降一度も結果を残せなかったことから、パワー重視の組手スタイルを一新。ウエートトレーニング以外に、自転車やサーキットなどを導入してスタミナアップを図るなど、1日4~5時間の練習を積んできた。体重を10㌔以上落とすなど、動きに自信を得て大会に臨んだ。

 田福は「おかげで試合中にスタミナが切れる心配がなくなったので、全日本では自信を持って戦えた。私の一番の目標は優秀な選手を育てることと、地域の未来を担う子どもたちに武道精神を伝えていくこと。これからも子どもたちといっしょに頂点を目指し、日々精進していきたい」と話している。


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