石の上にも三年という。思い付きで始めた国道ヤラブ並木の手入れボランテイァの賛同者が増え、固い絆のもと5年目に入った。毎回参加してくれるメンバーも5人になった▼おかげで1週間もかかっていた作業が2日ほど短縮できるようになった。よほどのことが無い限り全員参加、雨の日も行っている▼通勤、通学の皆さんにも気にかけてもらえて、私たちが道路際で作業していると徐行運転、警笛での激励、中には飲み物を差し入れていく方も。人数分が入っていて、その気遣いには頭が下がる。こちらこそ、ありがとう、お仕事頑張って下さいと返礼したくなる▼ところがいまだに、私たちが役所から手間賃をもらっていると思っている方もいて、そんな枝むしりより歩道に散乱している実を拾い片づけてよ。滑って転んだら誰が責任取るのよとキツイ。通って気づいた人が拾ったらと言い返したいが笑って聞き流している▼確かにことしは、異常なほどの実の散乱。歩行者はよけて通れるが自転車での歩道走行はハンドルをとられる恐れがある。ここは道路の清掃管理事業を通年で受託している業者の出番ではないか▼車道を走行していれば無事だったのに歩道へ乗り入れたため転倒したとなったら走行を許可した行政も困るのでは。私たちも返答に窮している。(仲間清隆)
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