▽…八重山の産業まつりが2年ぶりに復活した。八重山にはさまざまなイベントがあるが、産業まつりが島の魅力を発信する役割は大きい。事業者が地域資源を活用した商品を、消費者が手に取り味わうことができるのも祭りならでは。島外への流通網が発達した時代だからこそ、足元を見つめ直し、地産地消の大切さを改めて考えさせられた。
▽…強風のなか開催された蘇澳鎮と石垣市の国際友好親善ヨットレース。優勝したのは蘇澳鎮の何兆恩(ホーァ・ヂャオエン)君。ヨット歴は1年だが、週に4回はヨットに乗るという。蘇澳鎮の陳金鱗鎮長によると、岳明小学校の全児童は121人。教育に対してとても柔軟な考え方を持っており、ヨットの授業もあるという。蘇澳でも人気が高く、入学には選抜試験もあるとのこと。
▽…酒類業界団体の未成年飲酒防止キャンペーンが石垣島まつりに合わせて行われ、関係者らが未成年飲酒防止を呼び掛けチラシやうちわを配った。八重山署の警察官が未成年へ「飲むなよ!」と親しげに呼び掛けながらうちわを渡す姿も。管内の同検挙数は9月末時点で前年比14件減の28件で減少傾向だが、1カ月に3件は検挙されていることになる。若者のために、大人が厳しく対応を。