高校生向けの実践型インターネットビジネス授業の「楽天ＩＴ学校」（楽天㈱主催）に取り組んでいる八重山商工高校商業科情報ビジネスコースの３年生７人は10月31日午後、同授業協力企業のグランヴィリオリゾート石垣島で、これまで作成してきた宿泊プランをパソコン上で登録する作業を行った。
同石垣島ヴィラガーデン宿泊チームの浅野雄矢チーフが生徒をサポート。宿泊プランは１日から12月31日までインターネット上で販売され、売り上げや12月に行われる発表などを総合的に審査して選ばれたグループが来年１月に東京都で開催予定の全国大会「楽天ＩＴ学校甲子園」に派遣される。
生徒たちは購入特典として石垣島の飲食店や観光スポットなどを紹介するマップや、泡盛のおすすめ飲み方ガイドなども作成。登録時に４枚の写真が使えることになっており、活用の仕方なども考えた。
女子旅をテーマにしたプランを作成した「ＳＷＡＧ」の西原佑香さん（18）は「終わった達成感がある。自分たちが作成したプランを全国の多くの人に見てもらえたらうれしい」、20歳以上の男性グループをターゲットにした「ハイサイ」の与儀健太くん（17）は「プラン名を短い文字数の中で考えるのが難しかった。完成した喜びもあるが、プランが売れるのか不安もある。この経験を今後に生かしたい」とそれぞれ語った。