平均年齢24歳の平得青年会(西表耕司会長、会員21人)が15日夕、平得公民館で第3回青年文化発表会を開き、地域住民約120人を若さあふれる歌と踊りで楽しませた。
西表会長ら4人が「赤馬節」で座開きをした後、「高那節」や「平得世果報節」が披露された。平真小学校児童らは「恋するフォーチュンクッキー」の創作ダンスで会場をなごませた。
後半はキョンギン(狂言)の要素を取り入れた新しいスタイルの「村遊び」が演じられた。
西表会長は「昨年12月から発表会に向けて取り組み、1月からは毎日夜遅くまで練習した。これからも地域の歴史、文化の継承に努め、楽しい青年会にしたい」と述べた。
同青年会は昨年10月に21年ぶりに全島獅子舞フェスティバルに出場。同11月には、長年にわたる平真小学校児童への獅子舞指導などが評価されてソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を授与されている。