観光関連事業者を対象に、来島した外国人観光客への接遇とサービス力向上を図る石垣市の「2017年度外国人観光客向け観光人材バンク事業」語学講座が3日、スタートした。
同講座は英語・中国語・韓国語の3カ国語に分かれて、宿泊施設や土産販売、レンタカー業など事業別に計11講座を開催。最長で12月18日までとなる。NPO法人八重山美ら島塾(玉城信夫理事長)が受託し、本年度で4年目。
同日夜、大浜信泉記念館研修室で開講式が行われ、仲大底まゆみ市観光文化課長が「市には現在、大型クルーズ船や香港からの航空便などで多くの外国人が来島するなか、通訳の人材が不足している。この講座で語学を習得していただき、人材バンクへの登録・活用をお願いしたい」と期待を寄せた。
初回は受講生10人が飲食店でのスムーズな案内方法、来店客から注文を受ける際の英会話などを学んだ。