【黒島】黒島中学校(吉濱徳子校長)の生徒たちは6日、修学旅行で黒島を訪れた大阪府の箕面自由学園中学校(小川義人校長)の2年生約60人と交流した。
同校体育館で開かれた交流会では、箕面自由学園中が取り組んでいるというディベートが披露され、黒島中の生徒たちも交え、テーマを設けて賛成と反対に分かれて討議。吉濱校長は「黒島は生徒が少なく同学年を2つに分けることが難しいので良い機会になった」と関心を寄せていた。
この後グラウンドでは、両校生徒がチームに分かれて5色綱引きを楽しんだり、箕面自由学園チアリーダー部メンバーによる演舞も披露された。
箕面自由学園は、高校がチアリーディングで全国制覇を重ねるなど有名で、中学にもチア部がある。
次々と空高く飛ぶ大技に黒島中の生徒や職員らの目がくぎ付けになり、最後は吉濱校長や黒島中生徒、教職員を次々と肩に乗せ、なかなか体験できないチアリーディングを体験した。
箕面自由学園中は、5日に黒島入り。初日は、黒島研究所でウミガメ学習や黒島ビジターセンターで指ハブづくりを体験。牧場で牛と触れ合いながら、この日に産まれたばかりの子牛に命名もした。
同日夜には、黒島研究所でナイトミュージアムを実施し、黒島婦人会による八重山舞踊の指導も受けた。(黒島通信員)