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「地元理解に最大限努力を」 与那国島自衛隊配備

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 【那覇】県議会(喜納昌春議長)2月定例会の代表質問2日目は27日、社民・護憲と県民ネットの4氏が登壇し、県政の課題などについてただした。

 与那国島への自衛隊配備について又吉進知事公室長は「部隊の配備に当たっては、地元に理解と協力を得るよう政府は最大限の努力をすべきである」と県の見解を述べた。

 配備が計画されている南牧場との協議状況には「沖縄防衛局に確認したところ、現時点で個々の調整状況については、補償交渉に関わることなので差し控えたいとのことである」と述べ、情報を得ていないとした。

 南牧場と与那国町との使用契約の解除前に、防衛省と町の賃貸契約は法的に可能かについては「沖縄防衛局によると、(昨年)6月27日に与那国町との契約が締結され、民法一二七条の規定に基づく停止条件が附されている」と説明し、可能と判断した。いずれも照屋大河氏(社民・護憲)の質問に答えた。

 奥平一夫氏(県民ネット)は、八重山病院の看護師不足について質問。伊江朝次病院事業局長は「現在、臨任看護師の新たな採用が決定しており、欠員が補充されることから、3月にはもとの体制に戻す予定である」と説明した。奥平氏の再質問で伊江局長は「離島で欠員が生じた場合、県立病院間での応援派遣、非常勤職員の応募が多い本島の病院からの人事異動を含めて対応する」と述べた。

 新石垣空港効果と今後の展望について湧川盛順文化観光スポーツ部長は、2013年4月から14年1月まで本土から石垣への旅客実績が、前年同期の2・6倍の約30万1000人と説明。「開港により、観光客数が大幅に増加し、沖縄観光全体に好影響を与えている」と指摘したうえで「宿泊施設の受け入れ態勢の整備や外国人観光客への多言語対応、国際線ターミナルの拡充、機能強化などの課題に取り組みたい」との考えを示した。


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