▽…八重山漁協とJAファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場が連携して地元産のモズクとにんじんを使ったかき揚げが10日、給食で提供され、子どもたちは「おいしい」と舌鼓。記者も試食してみると、かめばかむほどうまみが出て、隠しだねのマグロの味もして美味。ただ児童から「少し堅い」との感想も。担当者からは「課題を改善して再挑戦したい」との声もあり、また食べられる日が来るかもしれない。
▽…昨年の走り幅跳び日本王者嶺村鴻汰選手(24)。しかし中学では無名。高校でインターハイ4位、国体3位と結果を出してきたが、さらに周りの期待に応えようと気負い過ぎて、自分のジャンプができなくなり、そこから幅跳びのスタイルを一新。踏切から助走まですべてを変えたという。「変化することで限界を乗り越えられる。変わる勇気を持ってほしい」と訴えた。
▽…八重山の医療を守る郡民の会(宮平康弘会長)から激励を受けた医療系大学に進学する5人の生徒。宮平会長から金一封を手渡されて「ニンマリ」の表情。大卒後は経験を積んで八重山の医療を担ってほしい。一方、県立八重山病院の移転新築工事が不発弾の発見などで約2カ月遅れだという。今後も天候などで遅れる可能性があり、開院に影響が出なければよいが…。