4月から小学校に入学する子どもたちと父母を対象にした「第33回もうすぐ1年生 園児と父母の集い」(八重山毎日新聞社主催)が19日午後、市民会館大ホールであり、郡内の幼稚園や保育園に通う園児と父母ら約1000人が参加した。集いでは入学前講話やマジックショー、お楽しみ抽選会などが行われ、子どもたちが小学校生活に胸を躍らせた。
本社の黒島安隆社長は「学校に通う時は安全に気を付けて、手を挙げて横断歩道を渡るようにしよう。保護者の皆さんには、ぜひ入学記念に木を植えて思い出をつくってほしい」とあいさつ。
石垣小学校の西原貴和子校長は小学校の1日の流れや行事などを写真や映像で紹介。保護者にしてほしいこととして▽朝ご飯を食べて登校させる▽遅刻をさせない▽1日の学校の様子を聞く|など5項目を挙げ、「子育てを楽しみながら子どもの夢をかなえてほしい」と呼び掛けた。
八重山地区防犯協会女性部は防犯標語「いかのおすし」について、寸劇を交えながら伝えた。
パフォーマーにんにんのマジックショーでは、次々に生み出されるバルーンアートに子どもたちがくぎ付け。大勢が舞台前に詰めかけて歓声で沸いた。
くにぶん木の会のメンバーと一緒に子どもたちが「ドキドキドン!1年生」を大合唱する場面もあり、会場が一体となった。
お楽しみ抽選会で自転車が当たった森戸結南(ゆな)さん(6)は「当たってうれしい。遊ぶ時に使いたい。算数や国語の勉強、給食が楽しみ」と語った。