千葉ロッテマリーンズとラミゴモンキーズの「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2017in石垣島」の第2戦が、12日午後1時から石垣市中央運動公園野球場で行われ、ロッテが12安打の猛攻で13対1と大勝。通算成績を1勝1敗のタイで終えた。石垣市出身の大嶺翔太は5番三塁手で先発出場し、3打数1安打3打点と勝利に貢献した。球場には、2日間で延べ6800人の観客が足を運び盛り上がりをみせた。
試合はロッテが一回表、安打や四球で無死満塁の好機をつくり、4番井上が右翼越えの走者一掃の適時三塁打で3点を先制。続く大嶺(翔)が左翼への犠飛で1点を追加。四回表には敵失や連打でつなぎ、大嶺(翔)の中前への2点適時打などで一挙6点を追加、試合を決めた。
投げては、先発関谷を含む投手7人の継投でラミゴ打線を4安打1失点に抑えた。
ロッテの伊東勤監督は「試合内容は別にして、(ラミゴとの)交流が続けられるよう、お互い努力していきたい」と話し、12安打13得点の打線には「1人が打てば、他にも刺激となって打つ」と試合を振り返った。
大嶺(翔)は交流戦2試合にフル出場し、7打数3安打4打点2四球1犠飛。守備では三塁と一塁を守り無失策だった。
試合結果
千葉ロッテマリーンズ
400600120−13
000000100−1
ラミゴモンキーズ
(ロ)関谷、田中(靖)、高野、東條、成田、阿部、金森−江村、宗接
(ラ)劉昱言、張明翔、葉文淇、林國裕、林柏佑−張閔勛、劉時豪
▽三塁打=井上(ロ)
▽二塁打=高濱②、井上、吉田(以上ロ)、林承飛、張閔勛、余徳龍(以上ラ)