ラミゴモンキーズと千葉ロッテマリーンズの交流戦第1戦には地元や千葉、台湾からファン3500人が駆けつけ、1年ぶりに行われる交流戦を楽しんだ。
バックネット裏と一塁側、外野席には地元や千葉から訪れたファンがロッテカラーの白いユニホームに身を包み、石垣市出身の大嶺祐太、翔太兄弟のプレーにはひときわ大きな歓声を上げるなどロッテ選手たちに熱い声援を送った。
ロッテ選手の技に魅了された赤池音二郎(おとじろう)君(登野城小4年)は「(試合は)点の取り合いで盛り上がりがすごかった。(大嶺)翔太選手のタイムリーヒットが出てうれしかった。平沢選手のホームランや守備でのグラブさばきには、さすがプロだと感じた」と喜んだ。
大嶺翔太選手の同級生で友人のユニホーム姿を初めて目にした西表孫孝さん(25)は「同級生の翔太がヒット2本を打ってくれて喜んだが、八回の満塁のチャンスで打てなかったのは残念。明日も頑張ってほしい」と期待した。
一方、ラミゴの応援団が陣取った三塁側スタンドには台湾からのチャーター便で訪れたラミゴファンが赤や黒、青などのユニホームに身を包み、音響機材を使って軽快なリズムで選手たちの背中を押した。
初めて交流戦の応援ツアーに台湾桃園市から家族4人で参加したホォン・ゴーツァオさん(45)は「シーソーゲームの展開で見応えのある試合。初めての石垣島だが、思ったより寒い。空気がきれいなところと石垣牛ハンバーガーがおいしいのが気に入った」と笑顔をみせた。
同市から友人25人で応援に駆けつけた朱昭蓉(シュ・ショーヨウ)さん(29)は「昨年の交流戦で知り合った仲間とまた石垣に来られたのはうれしい。一生懸命、ラミゴを応援する」と意気込んだ