14日から16日まで別府国際コンベンションセンターで開かれた第38回九州高校放送コンテスト(九州高等学校文化連盟など主催)の朗読部門で、八重山高校放送研究部長の新垣春菜さん(2年)が優良賞に輝き、来年8月に仙台市で開かれる全国高等学校総合文化祭放送部門への切符を手にした。新垣さんは全国大会に向けて「楽しみつつ結果が残せるように頑張りたい」と意気込みを語った。
同コンテストにはアナウンス部門、朗読部門に各72人がエントリー。両部門とも決勝戦に進出した21人のうち、各県の上位3人の計6人が全国総文祭への派遣推薦を受ける。朗読部門では、決勝に進出したのは県内で新垣さんのみで、全国大会派遣が確定した。
新垣さんは課題図書「皿と紙ひこうき」の中から文章を抽出し、1分30秒から2分以内で発表。1年の時に九州大会、2年になってから全国大会を2度経験しているが、結果が残せておらず、受賞に「すごくうれしかった。自信がついた」と喜んだ。
全国大会では課題図書は決まっておらず、沖縄に関する書籍を自分で選べることになっており、「今から考えたい。沖縄の良さを伝えられたら」と意欲を語った。
小成善保校長は「経験を後輩にも伝えて、来年はさらなる練習を積んで結果を残せるように頑張ってほしい」と激励した。