県スポーツツーリズム戦略推進事業の一環として、小学生男女の八重山選抜と台湾の松山國民小学(男女混成チーム)、石碑國民小学(女子)とのミニバスケットボール交流試合が21日、平真小学校体育館で開催された。熱戦の結果、男女とも八重山選抜が勝利した。
八重山ミニバスケットボール連盟の漢那憲吉会長は「子どもたちにとっていい経験。国際交流は大きな財産になる。お隣の台湾と親交が深まった。交流試合だが、熱いナイスゲームだった」と述べた。松山國民小学は6年生8人、5年生1人の構成。賴翎豪コーチ(32)は「八重山選抜はコーチの指示を守り、一生懸命さと賢さが伝わってきた。石垣島は着いたばかりだが、飛行機からたくさんサンゴ礁が見えた。美しい港町という印象。次はリベンジに来たい」と話した。
石碑國民小学は6年生9人のチーム。台湾のU-16チームの総監督も務める高敏淇コーチ(38)は「八重山はスピードがあり、粘り強く、必死さが伝わってきた。攻守の切り替えが早く、スリーポイントの精度が高い。八重山の特徴は私たちの弱点でもあり、そのうえミスが重なった。とてもいい勉強になった」と語った。
結果は次の通り。
【男子】
▽八重山選抜 51-26 松山國民小学
【女子】
▽八重山選抜 41-32 石碑國民小学