1月28日に浦添市のてだこホールで開かれた第19回沖縄県工業高等学校生徒意見・体験発表大会(県工業教育研究会、県高等学校文化連盟主催)で、八重山商工高校情報技術科2年の大航士郎君(17)が最優秀賞に輝いた。
大会には県内から9人が出場し、大濵君は「闇の向こうに見つけた光」のテーマで発表。自身の目の病「網膜色素変性症」と向き合い、毎日を楽しみながら、一歩ずつ歩むことの大切さを訴えた。
20日午後、同校校長室で大濵君は「大会では少し間違ったが、満足できる出来だった。自分のことを発表できてうれしかった」と振り返り、「将来は海外でグランドスタッフとして働きたい。一日一日を楽しみながら頑張りたい」と笑顔で語った。
同科の池田良教諭は「原稿を完ぺきに覚え、気持ちを込めて発表したのが評価されたと思う」とたたえた。