劇団四季のミュージカル「はだかの王様」(八重山毎日新聞社主催)が19日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、29人の出演者が躍動感あふれる歌声やダンスで満員の観客を魅了した。
「はだかの王様」は世界中の人々に愛されているアンデルセン童話を基に詩人で劇作家の故寺山修司氏が劇団四季のために書き下ろしたミュージカル。同劇団の石垣公演は今回で9度目。
ステージでは、出演者が役柄に合わせてダイナミックな演技を披露、澄んだ歌声とリズミカルなダンスをステージいっぱいに繰り広げた。
ユーモアあふれるセリフ回しで会場を沸かせ、観客が歌や手拍子で参加する場面もあり、出演者と観客が一体となってステージを盛り上げた。
20日は市内と竹富町内の子どもたち約800人を招いた特別公演「こころの劇場」も行われる。