▽…劇団四季の「美しい日本語の話し方教室」では、最初恥ずかしがっていた児童も次第にこつを覚え、大きな声で発声。相手に分かりやすく伝えることの大切さを実感していた。全員の前である文章の発音に挑戦した中西飛沙志君には、劇団員の飯村和也さんも「子役にほしい」と太鼓判を押され、感心することしきりだった。
▽…18日から始まった石垣島蘭趣味の会の「春の蘭展」で会員7人が丹精込めて育てた色とりどりのランがズラリと並び、甘い香りに誘われた女性が会場の特設コーナーに次々と足を運んだ。宮良会長は「ランの香りには好き嫌いがあるが、色彩が楽しめるところもいい」と参観者への説明にも熱の入れよう。この日を待ちわびていた会長の気分も「ランラン」だとか。
▽…JICAの研修生が八重山で観光について学んでいる。アフリカや中南米などからの参加が多いためか、ヨット体験でも音楽を鳴らしながら、セーリングを満喫。行政関係者も気さくにスタッフとの会話を楽しんでいた。「彼らには一緒に楽しもうという気持ちがある。市の行政マンも事務的ではなく、こんなゆとりが欲しいね」とはヨット経営の代表者。