石垣市真栄里26、村福正雄さん(87)宅の庭でコンロンカの一種、ヒゴロモコンロンカの花が今を盛りと咲き誇っている。
コンロンカは熱帯アフリカや熱帯アジア原産のアカネ科の植物。白いがく片の中央に小さな星型の黄色い花を咲かせるコンロンカはよく知られているが、フィリピン原産のヒゴロモコンロンカはがく片が華やかなピンク色で、遠くからみると、ポインセチアと見まごうほど。
4年前に苗木を植えたというヒゴロモコンロンカは今では1㍍ほどに成長。近所の人たちの目を楽しませている。
「台風に弱く、強風で枝が折れるのは何度も。それでも新しい枝を伸ばし、年中花を咲かせている」と村福さんはこの花をすっかり気に入っている。