石垣島の星の祭典「南の島の星まつり2016」(同実行委員会主催)のライトダウン星空観望会&夕涼みライブが6日夜、南ぬ浜町緑地公園で行われ、多彩なステージイベントとライトダウンによる満天の星が来場者1万1000人(主催者発表)を魅了した。15年目を迎えた星まつりでは、石垣市が取り組みを進める星空保護区の認定に向けた説明も行われ、実行委員長の中山義隆石垣市長は「国内初の星空保護区を目指すため、協力してほしい」と呼びかけた。
午後5時に開演した夕涼みライブでは「宙(そら)ガール」の篠原ともえさんが司会を務め、市出身のシンガー・ソングライター、前花雄介や大阪出身のオオザカレンヂkeisukeがステージを盛り上げた。また、石垣市天の川大使のSkoopOnSomebodyと石垣市観光大使の夏川りみが息の合った歌声を披露して会場を沸かせた。
地元高校生がライトダウンへの協力を呼び掛ける「ライトダウン・プロジェクト」に参加した生徒たちの紹介や星空の下で愛を誓い合う「星空ウエディング」もあった。
メーンの星空観望会では午後8時30分に合わせて南ぬ浜町や会場周辺の街灯が消灯。参加者は約1時間、NPO八重山星の会のメンバーによるガイドで石垣島の夜空に輝く星の魅力に触れた。