▽…上半期の八重山入域観光客数が初めて60万人を突破した。県八重山事務所はことし、過去最高の入域客数になると見ており、夏場のトップシーズンを合わせた下半期の入域客に期待する。一方、課題となっているサービスなど、「質」の向上はどうだろうか? 各産業の現場では依然として人手不足も続いている。八重山観光は空港の増改築と新バースの完成で訪れる次の波に乗りきれるかだ。
▽…「河川・海岸愛護月間」に伴い八重山土木事務所などが実施した清掃活動。多くの参加者と作業に汗を流した東浜安邦所長は与那国町祖納出身。今回の作業以外でもプライベートでボランティア清掃を行っているという。作業の合間には「多くの人に川に親しんでもらいたい」とPR。愛着の深さをうかがわせていた。
▽…九州オープンゴルフにアマチュアの古堅宗一さんが出場する。チャンピオンコースのない石垣島では練習が限られ、苦労する面もあるという。八重山ゴルフ協会の高木健会長はゴルフが五輪競技に選ばれていることに触れ、「将来、八重山からゴルフの五輪選手を輩出するためにも石垣島にゴルフ場を建設したい」と力を込めた。