【西表】竹富町教育委員会の社会教育学級「美原人(みはらんちゅ)学級」(屋宜加陽子代表)は13日、美原公民館で「マイヌミソ(米みそ)」を造る活動を行った。美原産の新米を使った麹に茹でた大豆と塩、泡盛を混ぜたマイヌミソは、来月中旬の旧盆のころにはおいしく食べられそうだという。こみゆサロン(崎原文子代表)のメンバーも参加した。
使用した麹は、10日に研いだ米を11日に蒸して麹菌を漬けておいたもので、13日午前10時ごろに完成。同学級の参加者は、みそ造りベテラン崎原文子さん(77)の指導を受けながら、ゆでた大豆を潰したり、塩と泡盛の計量をしたりして準備に当たった。
久しぶりにみそ造りをした本原富子さん(79)は「マイヌミソが食べられるなんてうれしいね。出来上がるのが楽しみ。油みそも造れるね」と話していた。
参加者からは「マイ油みそ」を持ち寄って味見会をしようという提案もあった。