▽…約10年後の2025年には団塊の世代が75歳以上となり、認知症高齢者が急増すると予測されている。石垣市では高齢者を支える地域ケアシステムの構築が急務となっており、住民の理解と協力が必要という。年齢を重ねることは止められず、いつかは誰もが高齢者になる。安心して暮らせる老後を迎えるためにも、同システム構築に積極的に協力していきたいもの。
▽…おきなわ国際協力人材育成事業に八重山から高校生2人が派遣される。事前学習では異国を疑似体験するゲームが行われ、ラオスに派遣される大久勝利君(八重高3年)は「食料が不足している地域にミドリムシや青汁のような栄養価の高い製品をうまく輸出、寄付ができればと感じた」という。独自の視点でより具体的なアイデアがあるのは頼もしい。派遣先でもいろんなことを得てもらいたい。
▽…テニスの九州ジュニア選手権大会の女子ダブルスで準優勝となった下地美満と友寄愛加理。大雨の影響で、2日目と3日目の午前中は試合ができず、決勝戦は帰りの13日となったため、棄権した。決勝まですべて2-0のストレート勝ちだっただけに、悔しかっただろう。全国では、離島のハンディを乗り越えて結果を残してほしい。