自転車ロードレースのツール・ド・フランスは12日、アンドラのエスカルデス=エンゴルダニからフランスのルヴェルまでの第10ステージ(197㌔)を行い、石垣市出身の新城幸也(ランプレ・メリダ)は 先頭から9分39秒遅れの56位でゴールし、総合123位。
このステージは標高1200㍍からスタートし、今大会最標高2408㍍のアンヴァリラ山頂を通過するコース。
レースは新城のチームメートのルイ・コスタが飛び出し、数人が追走。新城は後方からメーン集団に追いつくが、前に出ることができないまま集団の中でゴールした。
Teamユキヤ通信で新城は「きょうは何もできなかった。休養日明けにリズムが崩れる状態だったのかもしれない。標高が高かったことも関係しているかもしれないが、上りであんなに遅れたのは初めて。長い下り区間で復帰できたから良かった」とレースを振り返った。
また「チームとしては総合を狙うルイス・マインティスのタイムを失わないように守ることがミッションなので頑張る」とコメントしている。