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新庁舎建設、基本方針・策定業務と並行 6月竹富町議会一般質問

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 竹富町議会(新博文議長)の6月定例会は15日、一般質問に入り、初日は大久研一、東迎一博、波照間純一、山盛力の4氏が登壇した。川満栄長町長の公用車利用で、大久氏が勤務中に公用車を使って歯科医に行っていたことを「私的利用だ」と指摘。川満町長は「業務を優先しているなかで勤務の合間に利用させてもらった」と答弁。許容範囲内として町民の理解が得られる、との考えを示した。

 大久氏は運行日誌の記載に基づき質問。退庁後に居酒屋への送迎にも利用しているという目撃情報があることも追及し、町長は「記憶が定かでない」とした上で、退庁後に懇談会がある場合、自宅を経由して送ってもらう場合があることを認めたが、「個人と会うためにわざわざ送ってもらったことはない」と、不適切な使用を否定した。

 新庁舎建設に関して大久氏と東迎氏が「基本方針策定後に基本設計、実施設計、各種調査を実施すべきだ」とただしたのに対し、上里至副町長は緊急防災減債事業債の申請期限が11月とし「基本方針の策定業務と並行していく形で次年度をにらみながら対応していく」と述べるにとどめた。山盛氏も同減債事業債の活用についてただした。

 東迎氏と波照間氏は波照間島の空路、海路の整備状況について質問。

 空路について東金嶺肇企画財政課長は、航空会社が大阪航空局にパイロットの訓練を申請中で「早ければ9~10月ごろに許可が下りるが就航時期は未定」と答弁。ある程度の見通しが整った段階で航空会社から説明がある、とした。

 海路については、仲盛康商工観光課長が船会社が270㌧型と600㌧型で新造船を検討し、8~9月に県と調整して方向性を明確にする見通しを示した。

 このほか、教育行政や町人口ビジョンなどの質問があった。


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