▽…西海区水産研究所亜熱帯研究センター石垣支所の統合移転で石垣市が旧石垣支所施設の利活用に動きだした。約2万平方㍍の敷地内には水産研究機能を持った施設が並び、今後の展開が注目だ。水産関連や専門分野に特化した学校の誘致など可能性は広がるが、水族館構想との兼ね合いも今後、出てくる可能性は高い。北西部が活性化する仕組みも視野に入れ、明るいニュースに期待したい。
▽…青年会議所が高校生を対象に行った架空選挙「八重山大統領模擬選挙」。会議所のメンバー3人が立候補した。生徒たちは事前に候補者のプロフィルや政策を社会科の授業で確認しただけあって、選んだ理由もきっちり。候補者たちも高校生にも分かるように難しい言葉は使わず、八重山に合った具体的な内容。なかでも「自然博物館」の誘致は2人の候補者が掲げた。果たして結果はいかに。
▽…JAおきなわ八重山地区営農振興センターが「ひとめぼれ」を出荷した。伴う初荷式で、照屋武美センター長は「(米の)出来はよいと思う。計画は930㌧だが、ぜひ1000㌧を」と”4桁台”を熱望。かなえば「日本一早い1等米」というキャッチフレーズへの新たな追い風にもなるはずだ。ぜひ実現を目指してほしい。