「青年会の誇りを胸に伝統を守り・極め・翔く」をテーマにした大浜青年会(大益光太郎会長、16人)の2016年度文化発表会が11日夜、大浜公民館で開かれた。多彩な歌や踊りが舞台を飾り、来場した多くの地域住民から大きな拍手を受けた。
2部構成の発表会は、「白保節」で幕開け。会員たちが「鳩間節」や「川良山節」などの伝統芸能を次々に披露した。
2部は、活動の様子を紹介するスライドショーをはじめ、「クイズ!ホーマヌヤ」「オヤケアカハチ物語」など、創作した演目で会場を盛り上げた。
大益会長は、多くの集落で課題となっている青年会の会員不足に触れながら「若者の道しるべとなるよう活動を頑張りたい。青春は学生時代だけではなく、青年会も青春の一つ」と述べ、活動に参加協力を呼び掛けた。
同公民館の當山信佳館長は、同青年会の歴史について述べながら「公民館の中核は青年会。16人の活動を頼もしく思っている」と激励した。